2007-01-01から1年間の記事一覧

Possible outlets for a theory piece

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人生・キャリアの法則、資産運用の法則

人生において最も重要なのは、自分はどういった人生を送りたいのかという長期的なビジョンである。であるから、人生の多くの時間を費やす仕事、キャリアについて、どういった仕事をしていきたいのか、という長期的ビジョンも重要となってくる。人生やキャリ…

アインシュタイン力

茂木(2009)は、自らが幼少時にアインシュタインの本を読んだことで科学者を志すようになったことなどを紹介しつつ、偉大な事を成し遂げ、世界の見方の革命を起こしてしまうような「アインシュタイン力」を論じている。 茂木によると、アインシュタインは「感…

成功するための条件

藤田(2009)は、自らの経験を踏まえ、仕事を通じて成長して成功していくための要素を紹介している。例えば、目標の立て方である。目標を立てるときは、ボトムアップで考えてはダメ。自分の今の力からして、これくらいはいけるだろうと思って考えた目標はプラ…

仕事ができる人の法則

夏川(2007)によれば、仕事ができる人は、時間を常に「自分のもの」とわきまえている。「自分のもの」でありかつ過ぎてしまえば二度と戻ってこない「時間」をいかに効果的に使うかに集中しているのである。仕事ができる人がよく仕事の枠組みから外れ、寄り道…

意思決定力を鍛える

カーナビを使って運転をするようになると、道を記憶することや方向感覚が退化していくように思える。本田(2009)は、カーナビに道案内を任せるのは危険であるのと同様に、人生においても他者に任せるのは危険であり、現代では自分で運転する「人生の運転技術…

ブリッジマンの技術

鎌田(2008)によると、ブリッジマンとは、良好なコミュニケーションを実現するために「フレームワーク(思考枠組)」の橋渡しをする人のことである。 鎌田は、フレームワークのさまざまな技術を紹介している。例えば「相手に合わせて自分を一時的に変える」。…

フーコーの功績

内田(2002)によるフーコーの業績のわかりやすい解説によると、世界は私たちが知っているものとは別のものになる無限の可能性を秘めたものであると解釈するならば、歴史の流れというのは、さまざまな可能性が排除されて、どんどんやせ細ってきたプロセスであ…

構造主義とは何か

内田(2002)は、現在は思想史の区分でいえば「ポスト構造主義」の時代だが、それは構造主義の時代が終わったという意味ではなく、構造主義の思考方法があまりに深く私たちのものの考え方や感じ方の中に浸透してしまったがために、その発想方法そのものが私た…

夢をかなえるトレーニング

佐藤(2006)は「人は考え方を変えることによって人生を変えられる」「人生は自己像(セルフイメージ)によって支配されている」という考え方から、夢をかなえるために以下のようなヒントを提供している。自己像は、最初は「思い込み」にすぎなくても、それが…

思い込みの魔力

佐藤(2006)は「人生に関わるすべてのことに対するイメージづくりが上手な人ほと、人生を思いのままに生きるチャンスに恵まれる」と説く。運の強さ、夢を実現する力、幸福になる体質は、主観・感情・感動に基づく新たな自己像が起爆剤となって強化される。客…

リーダーシップ

樋口(2007)は、自らの経験を振り返り、優れたリーダーとは何かについて言及している。まず、リーダーの品格としては、以下の4つを挙げている。 公平公正 無私 使命感 ロマン 平等に、わけへだてなく照らす太陽の目で人事にあたり、組織を運営する。企業とし…

物語の基本中の基本

大塚(2008)によると、物語の基本中の基本は「行って帰る」である。行って帰る物語で重要なのは、作品世界の中に1本の境界線が引かれ、そのラインを超えて「こちら側」から、未知の世界である「向こう側」に行き、やがて帰ってくるということである。言い換…

数学の歴史

数学の歴史を見ると、人間が、自らの思考能力、とりわけ抽象的かつ論理的な純粋思考能力の限界に挑戦し、壁にぶち当たっては、つぎつぎとそれをブレークスルーして乗り越え、その都度、さまざまな概念や方法を発明しながら、現在にまで至っていることがわか…

小山流クリエイティブ整理術

小山(2009)は、「クリエイティブな仕事があるのではない。仕事をクリエイティブにしていくのが重要だ」と語る。仕事をクリエイティブにしていこうという気持ちがあるから、創意工夫が生まれる。「整理」という一見退屈なプロセスも、クリエイティブにプロセ…

竹中式勉強術・キャリア術

竹中(2008)は「努力することが才能である」ということを主張する。最終的に人生勉強を極められるのは、不断の努力を続けた人であり、そういった地道な努力を裏支えするのは「自分はこうなりたいんだ」という「強い志」だという。それとともに大切なのが「自…

新たな時代の戦略的人生計画

藤原(2009)は、時代の潮流が大きくシフトしており、日本では「成長社会」から「成熟社会」へと移行したと指摘する。成長社会においては、「みんな一緒」でよく、そこでは「経済成長」が人々の精神的支柱となっていた。経済的な成長を支柱とする誰かが作った…

ホリエ流

堀江(2005)は、時代の転換期では若者が活躍すべきだという例として、明治維新や終戦直後は、20代、30代が社会の最前線で活躍していたと指摘する。明治維新のときは、坂本竜馬も伊藤博文も20代だった。社会がリセットするプロセスで、上の世代がいなく…

デキル商社マン、できる経営者

丹羽(2008)は、商社マンとしての人材を見極める基準は3つだという。1つ目は、自分の意見をはっきりと言える人。2つ目は、お客様からの評価が高いということ。そして3つ目は「金の匂い」がするかどうか。3つ目は、特に商社の営業マンには必要な要素だと…

「いい人」をやめる

弘兼(2005)は、「いい人になったって、人生は退屈なだけだ」という。 たとえ大波にさらわれて奈落に突き落とされ、敗北感にうちひしがれたとしても、つぎの瞬間には昂然と立ち上がって歩き出す。自分を小さくまとめて状況に埋もれさせない。切っ先鋭く現実に…

悪文を検出する方法

阿部(2009)は、文章力をつけるための基本について、いろいろと紹介しているが、これは、文章自体が悪文かどうかを検出するためにも有効だと思われる。あるいは、なんとなくおかしい文章だと思ったときに、どこが間違っているのかがわかる。 そのポイントの1…

キャリアにいかす物語

堀内(2009)は、「人生に消しゴムはないが、物語を書き直すことはできる」とし、自分を主人公にした物語のキャリアへの活用を説いている。「現在」は「再解釈可能な過去」と「構想自由な未来」の接点である。過去はいろんな出来事の記憶であるから、それを再…

クリエイティブ・チョイス(創造的選択)を可能にする方法

堀内(2009)は、最善の答えが見つかるための創造的選択のヒントをいくつか提供している。例えば、「目的から考え下ろせば、選択肢は広がる」という視点だ。 目先の目的を実現するための策が浮かばず、煮詰まってしまったりするときがある。あるいは選択肢が広…

物語の型(パターン)

石原(2007)は、小説などの物語には型(パターン)があるという。例えば、内(自分のいる場所、秩序のある場所)と外(自分のいない場所、向こう側)、そしてその境界領域とに分けるならば、旅行は、内から出発して外の目的地に向かい、その過程である境界領…

サバイバル時代のパーソナル・キャリア

本田(2009)は、時代の波に翻弄されることなく、どんな状況になっても生き残っていける「パーソナル・キャリア」の実現を提唱している。そのためには「サバイバビリティ(生き残る力)」を身に着ける必要があるという。そのためのさまざまなヒントを提供して…

「媚びる人」になってはいけない

勝間(2009)は、嫌われることを恐れるあまり「媚びる人」になってはいけないとアドバイスする。媚びる人は断れない人である。断れない人は成功しない。それよりも、アサーティブ(誠実・率直・対等・自己責任を伴う自己主張)が必要だと説く。断ることで失う…

LDSPサイクルで進化させる「仕組み化」

松宮(2009)によれば、経営とはそもそも「儲かる仕組み作り」という面があり、「新しい仕事を作り出せる人=儲かる仕組みを作れる人」は、デキる社員、生き残る人材となる条件である。 松宮の「仕組み化の定義」は、知識を仕事に生かせるよう「知識をノウハウ…

意識を研ぎ澄ませ、潜在意識を活用する

佐倉(2009)は、人間には驚くべき能力が備わっているといい、それが「潜在意識」の力だと示唆する。佐倉による「修羅場の突破」の方法は「繰り返し、繰り返し問題を自分の潜在意識に語りかけること」だという。寝ても覚めてもそのことに意識を集中して考え続…

一流の思考法

森本(2009)によると、優れた結果を生み出せる人というのは「結果を生み出す自分なりのプロセスや技を持っている人」「失敗から学び取り、プロセスや技の改善ができる人」だとしている。 このような人は、結果を出すこと自体を目標とする結果主義者ではなく「…

集中力をコントロールするACDCプロセス

佐々木(2009)は、ブロードバンド、サードプレイス、クラウドといった環境を駆使してオフィスを持たずに仕事をする「ノマドワーキング」において重要なのは、アテンション・コントロールだという。すなわち、知的生産においてもっとも付加価値を生み出す源泉…