2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
林(2006)は、人間の記憶の仕組みを解説することによって、記憶力をはじめとして頭を良くするヒントを紹介している。ここでポイントとなるのが「イメージ記憶」である。 林によれば、人は物事をありのまま記憶するのではなく、その物事についてのイメージを自…
鈴木(2012)は、コミュニケーションのスキルは3つに分解でき、コミュニケーションはその3つの組み合わせでしかないという。それは「主張(tell/speak)」「質問(ask)」「傾聴(listen & reflect)」である。 また、人を説得しようとする場合、私たちのコミュニ…
高橋(2012)は、21世紀の時代は「想定外変化」による予期せぬキャリアチェンジと「専門性細分化」の2つが同時進行する環境にあると指摘する。ひと昔前の工業化社会のパラダイムに基づく「管理可能性」と「予測可能性」極大化のキャリア論では、長期的な計画を…
堀(2011)は、社会人の研究で最も力を入れるべきは「創る練習」だという。例えば文章である。5行の文章でも起承転結があるが、もっと長い文章になってくると、ストーリー構成力が必要となる。構成力はビジネスではものすごく大きな力を発揮するという。 リー…
堀(2011)は、これからは「学歴社会」ではなく「学習歴社会」になるという。不況は弱者にはとことん冷たい。勉強して能力を高めなくては生きていけない。つまり、生き残るために学ぶ必要があるというわけである。 逆にいえば、勉強とは多くの時代において弱者…
美崎(2010)は、仕事ができる人はみな「あそび」を持っているという。ここでいう「あそび」とは、娯楽としての「遊び」ではなく空白としての「余裕」とか「余白」である。それは、チャンスが来たときに、ちゃんとそれに対応するためのものであるという。 美崎…