2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
内田(2008, 2010)は、自分を印象づけたり相手を説得するために「会話の中で使う話題」をしまっておく引き出しを、「リーダーシップ」「パラダイムシフト」「ビジネスモデル」のように20ほど頭の中に持っていると言う。その20の引き出しの中にさらに20ず…
福田(2009)は、器量を大きくする方法として、次の5つを挙げている。 修行をする:自分自身を厳しく鍛える 山っ気を持つ:でたらめでもスケールのでかいことを言う ゆっくり進む:自分のペースでゆったり生きることで自分なりの風格をつける 何も持たない:…
仕事では「正しい問題」を解決する必要がある。内田(2010)は、解くべき問題、すなわち「論点」を正しく設定することで、考えるべきことを限定し、考えなくてもよいその他多くを捨てることができるという。 そのためには、問題を与えられたら、それをまず疑っ…
遠田・岩渕(2007)は、英語を書くときに工夫すべき指針として Clear「明瞭」、Concrete「具体的」、Confident「自信に満ちている」の3Cを挙げ、わかりやすく簡潔な文章を書くことを心がけるべきだという。英語のセンテンスでは、「主語」は骨格であり「動詞…
趣味で将棋や囲碁をやる場合、必ずしも強くなくてもいい。プロとは違い、楽しむことを目的として「下手の横好き」でやってもなんら問題はない。数学も同じだと小島(2004)は示唆する。数学者のような能力は必要ない。人類にとって最古の文化・教養である数学…
近藤(2010)によれば、文章は描写文と説明文、そして会話文と地の文がそれぞれの役割をいかんなく発揮し、たがいに補いあえば、その表現力は映像より勝るのではないかという。情景描写は、説明しにくい心模様を、イメージの作用とともに伝えることで、読み手…
近藤(2010)は、優れた文章を書く方法の1つとして「事物をして語らしむ」という方法を紹介している。例えば、思ったことを書きたいとする。しかし「悲しいと思う」と書くよりも、「悲しいと思う」ことを具体的に描写すれば、あえてそう書かなくても、よい文…
田渕(2009)は、世界は人々が感じるよりもはるかに不確実性に満ちており、不確実性は世の中の本質であるとしたうえで、不確実性の世界において成功をもたらす「確率論的思考」を提唱している。 まず、不確実性は、何者にも予測できない。したがって、不確実性…
加藤(2007)は、人脈のメリットとして「人間関係を俯瞰できること」を挙げる。また、人脈は「会いたい人」「ほしい情報」を得るための、地図にもなってくれると言う。 よりよい人生を歩むためには「自分が何になりたいのか。何を手に入れたいのか」を明らかに…
仕事を効果的にこなしていく上で必要なのは、終わりから計算することであるとよく言われる。つまり、締切りとそのときに必要なアウトプットをイメージし、そこから逆算することによって、毎日行うべき作業量を決めるのである。そうすれば、決められた作業量…
知的生産研究会(2007)によると、朝の1時間は夜の3時間に値するという理由は、2つある。1つは、朝のほうが、身心ともにリフレッシュされており、脳の働きも良いということである。したがって、爽快な気分で集中して仕事にとりかかれるのである。もう1つ…
午堂(2010)は、書く力は、経験や情報という目に見えない素材をベースに価値を生み出す、現代の錬金術だと言う。書く力の元は、情報(知識・経験)のインプットと、それらを練る、再構成する、表現するというアウトプットだと言う。この2つをあわせて「知的…
バボーダ(2009)は、やることそのものを減らすことによって、シンプルに徹すれば、成果も上がると言う。ルールは単純で、(1)大切なことを見極め、(2)それ以外のものを取り除く、というものである。もっともインパクトのあること(仕事など)のみに活動を制限し…