2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
シーガル(2012)は、世界一のテクノロジー企業となったアップル躍進の秘密は「シンプル」への熱狂的哲学であるという。そして、この「シンプル」という哲学を、核となる10つの要素に落とし込んで紹介している。シーガルは、以下のスティーブ・ジョブの言葉を…
松井(2012)は、たった1回の人生をわくわくしながら生きていくための実践的なアドバイスとして、以下のような心構えを挙げる。 まず、自分が本当にやりたいことは何かを問い、「やりたいことリスト」を作ることである。松井は、長期、中期、短期の3つのリス…
松井(2012)は、アップル社での16年にわたる勤務時代を振り返り、アップルをアップルたらしめている最も強力な仕組みとして「シンプル志向」を挙げる。例えば、組織がシンプルな構造になっているため動きが機敏である。またアップルには「機密保持」と「自分…
木谷(2012)は、「自分が実現したいことの包括的なイメージ」としての「コンセプト」の重要性を説く。「実現した時のことを考えるとワクワクする。いろいろな困難があるかもしれないが何とか頑張ってみよう」という気持ちにさせる将来のあるべき姿がコンセプ…
外山(2010)によれば、科学上の新しい知見を「発見」といい、これまでなかったものを新しくつくりだすのが「発明」である。そして、発見も発明も、その発端のところはアイディアだという。アイディアには独創性が秘められており、アイディアは発見、発明に通…
矢部(1990)は、交渉下手といわれる日本式、「ノー」から始めるアメリカ式とも違う「最高の交渉術」として、ユダヤ式交渉術を紹介している。流浪二千年の歴史を通じて常に極限状態にあったユダヤ人による交渉術では、機知、ジョーク、ユーモアを調味料として…
内永(2011)は、就職・転職マーケットにおいて日本人が外国人と席を取り合う時代がすでに到来しているという。グローバルな世界は、国籍、人種、性別、年齢の別なく、実に多様なバックグラウンドを持ったメンバーがプレーする場なので、そこではあらゆる差異…
グラットン(2012)は、自由で創造的な人生を送るためには、漠然と未来を迎えるのではなく、主体的に未来を築いていく必要性を説く。つまり、産業革命以来の大きな変化を迎えている今の時代において、いま起こりつつある変化に漠然と対応しているだけでは、孤…
倉下(2012)は、アイデアを生み出すイメージを「畑」に例える。倉下が依拠する考えは「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」というのと、「アイデアを生むためには、手間と時間が必要である」ということである。既存の要素の新し…