2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ドレバン(2013)は、TEDにおける優れたプレゼンテーションを題材にして、聴衆の心を動かすスピーチの秘訣を解説している。その秘訣を一言でいえば、「今までの古い意識が新しい考え方へと変わっているような、あるいは何か行動を起こす意欲が沸いてくるような…
現代における国家の多くは「ひとつの民族がつくったひとつの国」であり、これを「国民国家」という。私たちは、このような国家こそが本質的なものだと思いがちであるが、佐々木(2013)は、歴史的観点から見ても、この考え方は必ずしも一般的ではないことを指…
伊佐山(2013)は、シリコンバレーをはじめとして日米の起業家コミュニティを見て思ったこととして「今、自分ができることを積み重ね、自分の環境を変えること」が重要だという。与えられた環境で自分ができること、周囲を喜ばせることを行うといったように、…
野間(2013)は、最高の人生を生きるために、燃えるような情熱を創り出すテクニックを紹介している。その秘訣の1つは、「ワクワクする未来」を描くことだという。「自分にとって最高の人生」を思い描いてみるのである。ワクワクする未来が、前進する引力を生…
原田(2013)は、自身が定義する「グローバル人財」になる能力は、日本人ならば誰しもが持っているもので、それを端的にいえば、わが国は島国なので情報が乏しいながらもその少ない情報をベースに自分の頭の中で「今起きていること」の原因を考え、「これから…
野口(2013)は、一撃で仕留める説得法の1つとして、命名やタイトルの重要性を指摘する。例えば、学術において、ヘンリー・キャベンディッシュは重力定数「g」の値を最初に測定した物理学者であるが、彼が実験結果を王立協会の学術雑誌に報告する論文のタイト…
野口(2013)は、「超」説得法と題して、一撃で相手を仕留める方法を論じているが、日本の講演やスピーチにかんしては、平凡な出だしで儀礼的にやるほうがよいという。実は、洋の東西を問わず、フォーマルな演説の最初は形式的なのだという。野口が紹介する具…