2010-01-01から1年間の記事一覧

億万長者になる奥義

岡崎(2008)は、億万長者の定義として、「(10年あれば)何度でも1億円をつくりだす能力を持っている人」をあげる。成功に偶然はなく「能力」として、それだけのお金をつくりあげる力を持っているから、必然的にお金が集まってくるということである。お金の…

受験で身につく能力

鎌田・岸本(2010)は、中学受験において鍵を握るのは「理科」であると述べた上で、受験によって身につく重要な能力について言及している。理科の入試問題は、そういった能力を身に着けるうえででも最適なものだというのである。 たとえば、限られた時間のなか…

絶えず嵐の中にいると思うこと

蟹沢(2010)は、著書の中で、俳優児玉清氏の以下のコメントを引用している。 航空力学の権威、佐貫亦男さんは著書「不安定からの発想」で、ライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功したのは大気中が常に変化する不安定なものだととらえ、それを人間の手で操縦…

上機嫌力を鍛える

斎藤(2006)は、円滑なコミュニケーションのための手段として「上機嫌」な状態を自分の「技」にすることを提唱している。不機嫌な人は場の空気をまずいものにしてしまう。ネガティブパワーを撒き散らしている。不機嫌な身体は淀んでいる。それに対し、上機嫌…

一生をかけて成し遂げる仕事

一生をかけて成し遂げたい仕事はあるだろうか。別の言い方をすればライフワークである。一生をかけて成し遂げたいことがあるということは、この世に生まれてきた意味とか使命は何であるか自分なりの答えを持っている、あるいは生きがいを持って人生を生きて…

成功のための教え

吉川(2009)は、ユダヤ人の「タルムード」の教えを紹介している。例えば「他人と違ったものを発見せよ」「生涯にわたって学び続けよ」「金は奪われるが身に着けた知識は奪われない」「知識より知恵を重視せよ」「相手の話は自分の話の2倍聞け」「逆境こそチ…

凡才の4つのスキル

天才でなければ、非常識とも思われる発想をしてそれを実現させてみせるかもしれないが、凡才はそういうわけにはいかない。久垣(2003)は、凡才に必要な4つのスキルとして「愚直」「行動力」「継続」「臆面のなさ」を挙げる。 秀才のように頭のよい人は、先が…

成功する人の条件

酒井(2010)は、組織全体の10%程度の人は「積極的学習者」であり、自ら学ぶテーマを決め、学ぶこと自体を楽しめることができる人だという。学べば学ぶほど、自分の能力が高まることを実感しており、成長それ自体が喜びなのである。 また「伸びる人材の共通点…

Vocabulary Building 5

siege 包囲攻撃, 包囲 prostrate うつぶせになった, ひれ伏した crumple しわくちゃにする fret いらいらする stout 頑丈な blunder 大失策をやる, まごつく reiterate 何度も繰り返して言う, 念を押す sullen 不機嫌な bristle 怒る, いらだたせる repent …

朝4時起きでじっくり考える時間をつくる

池田(2009)は、朝4時起きの効用として、誰にも邪魔されずにじっくりと考える時間が持てるようになることを指摘する。そして、そのために、忙しくてまったく余裕のなかった状態から、余裕をもったかつ生産性の高い仕事、充実したライフが可能となるという。 …

頭脳労働・知的生産の特徴

仕事には、頭を使って付加価値を出す部分がある。これを、頭脳労働とか知的生産と呼ぶならば、これらの特徴をおさえておくことは、どのような働き方が望ましいのかを考えるのに重要である。なぜならば、これはたとえばオペレーションにおける標準業務や定型…

日本的仕事管理の長所・短所

日本企業の正社員の場合、「ジョブなきメンバーシップ雇用」といわれるように、ジョブ(仕事)の概念が欧米とかなり違っている。一言でいうと、境界があいまいでかつ流動的な仕事概念だと思われる。 つまり、タスクがまとまって固定されたジョブ(仕事)およ…

人事部を会社にたとえると?

人事部を会社に例えると、誰に、何を(どんな価値を)提供して、対価をえる経営体といえるのだろうか。 人事と近い機能としてはシェアードサービスがある。これを会社としてみるならば、お客さんはグループ企業。グループ企業に、給与計算や福利厚生などの事…

Vocabulary Building 4

scoff あざ笑う sneer あざ笑う contempt 軽蔑, 侮辱罪 libidinous 好色な incendiarism 扇動 lascivious 好色な lewd わいせつな, みだらな, 下劣な shrew 口やかましい女 harridan 醜い老婆, 意地悪ばばあ termagent 口やかましい女, 荒らぶる神 pantheism…

Vocabulary Building 3

abdomen 腹部 appendectomy 虫垂切除 tonsillectomy 扁桃摘出 mastectomy 乳房切除 hysterectomy 子宮摘出 prostatectomy 前立腺切除 zodiac 十二宮図 nautical 航海の, 船員の astronomical 天文学的な senile 老年の senility 老齢 senescent 老化を示す c…

Vocabulary Building 2

brusque ぶっきらぼうな, がさつな aboveboard 公明正大な acrimoniously 辛辣な adroit 器用な, 巧みな, 機敏な concomitantly 付随して, それにともない cursorily ぞんざいに, 急いで didactic 教訓的な glib 口達者な disparagingly 軽蔑して plaintive …

Manias and Fobias

pyromania 放火癖 dipsomania 渇酒癖 megalomania 誇大妄想狂 権力欲 monomania 偏執狂 kleptomania 盗癖 ceraunophobia 雷恐怖症 astraphobia 光恐怖症 ophidiophobia へび恐怖症 nyctophobia 暗所恐怖症 acrophobia 高所恐怖症 pyrophobia 炎恐怖症 aquaph…

Vocabulary Building

vicarious 代理の rationalize 合理化する gregarious 社交的な、群れをなす obsequious こびへつらう maudlin 涙もろい、感傷的な ascetic 禁欲主義の pander 迎合する sublimate 昇華させる wanton わいせつな effete 精力の尽きた, 志を忘れたexpiate 償…

ぼんやりとした時間

辰濃(2010)は、ぼんやりとした時間ほど大切で貴いものはないと言う。季節のめぐるままに、季節のめぐる波にあわせて、もっと悠々に生きたい。ゆったりとした時間を生きるのは贅沢なことである。例えば、自然をみつめることで、精神の糧を得ることができる。…

日本のイノベーション

藤井(2010)は「自己変革」や「自己否定」を自律的に行うのは至難の業だと指摘する。ステージが大きく変わればプレイヤーも交代しなくては成功できないほうが圧倒的に多い。ガバナンス自体を変えられてしまうかもしれないという危機感が退路を断った覚悟を生…

発見力を鍛える

小宮(2006)は「発見力=ものが見える力」だという。普段私たちは、見えているようで何も見えていないことのほうが多い。何万回見ても、見えないものは見えない。なぜならば、見るということは、カメラで写すこととは違い、自分の関心があるものだけを選択し…

ツルカメ算で論理的思考の本質を学ぶ

三田(2006)によると、小学校などで習うツルカメ算のやり方には、論理的思考の本質が隠されている。ツルカメ算とは「ツルとカメが合計12匹います。足の数は全部で38本あります。ツルとカメはそれぞれ何匹でしょう」というような問題である。もちろん、代…

映像的な文章を味読する方法

石黒(2010)は、視覚に訴える優れた文章を楽しみながら読むための「視覚化ストラテジー」を紹介している。視覚化できる文章は映像的な文章で、見ている人の目が感じられるという。この、映像的な文章をどこまで視覚化できるかは、読み手の裁量しだいだとも言…

ノマド・ワーキングで仕事の生産性を高める

中谷は、仕事の内容に応じてオフィス(働く場所)を自由に選ぶ「ノマド・ワーキング」を紹介している。ノマドというのは遊牧民のことで、自分の持つ時間を最大限に活用して仕事をしていくために最適な環境をわたり歩くというイメージである。 仕事の生産性を…

小説問題の説き方

石原(2002)は、そもそも小説はどのように解釈しても構わないジャンルに入るにもかかわらず、それが学校教育や入試で用いられるのは、「小説」としてではなく、ただ1つの解釈しか存在しない「物語」として読むことを期待されているからだと示唆する。国語と…

リアリズム小説入門

石原(2002)は、小説とりわけリアリズム小説は「お約束」で成り立っている芸術だと言う。「お約束」は「基本型」といってもよい。例えば、直木賞は小説の基本型に忠実な作品が多く、芥川賞は、それに反逆するポーズをとるものが多いという。本来自由な読み方…

最もシンプルな人材マネジメント論

松永(2010)は、企業経営における人材マネジメントに関して、最もシンプルでかつ本質を突くコメントをしている。もちろん、シンプルだからといって実行が簡単かというとそうではない。 第一に「企業は人なり」ということを強く信じることである。結局、企業は…

生の有限性と人間存在の不条理

人間は誰でも死を恐れる。うれしいこと哀しいこと馬鹿らしいこと、さまざまな出来事に満ちたこの地上での生活がいつかは終わり、やがて自分の存在がなくなるという「絶対的な無」が訪れるであろう確実な予感にうち震える。 死後、「自分が存在しない」という…

SUCCESsの法則

ハース=ハース(2008)は、「記憶に焼き付く」アイデアの特徴を、それぞれの6つの要素の頭文字をとってSUCCESsと表現している。それは、Simple, unexpected, concrete, credentialed and emotional storyである。単純明快で、意外性があり、具体的で、信頼性…

ランキングが実力をつくる

世の中には様々なランキングがあり、企業や人物の知名度やブランディングに強い影響を与えるランキングも数多く存在する。このような傾向のもと、論争となるのが「ランキングが本当に実力を反映したものなのか」という問題である。つまり「ランキングは本当…