2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
澤泉(2002)は、セレンディピティを高めるいくつかの方法を紹介している。まずは「感動と観察」。好奇心と興味をもって「不思議を追求する姿勢」でいれば、いろいろと観察しているうちに、面白いことに気づき、感動する。感動すればもっと観察しようと思う。…
井沢(2007)は、歴史は、私たちの先輩たちの貴重な成功と失敗の経験集であり、まさに人生を生きていくための貴重なデータベースであると説く。彼によって紹介されているトピックの1つに、日本は歴史的に話し合いを重視する国であるというものがある。日本史…
投資は、本来はそれがリターンを生むまでに時間がかかるプロセスである。普段、投資時間を作って自己投資や仕組みづくりなどに励んでも、それが効果をあげることによってリターンにつながるまでの長期的なイメージができていないと、結果がなかなかでないこ…
サボるということは常に悪いわけではない。むしろ、正しくサボることによって仕事や組織の生産性が高まり、皆が得する場合もある。 正しくサボるポイントは、自分がやってもやらなくても組織全体の生産性に大きな影響を及ぼさないものについては積極的にサボ…
稲盛(2009)は、「どうしてもこうありたい」という願望を実現させる方法として、漠然と思うのではなく、「何が何でもこうありたい」「必ずこうでなくてはならない」といった、強い思いに裏付けされた願望、夢でなければならないと説く。なぜなら、寝食忘れる…
Varieties of Groups and the Perception of Group Entitativity 集団の実体性とその行為の原因帰属に関する日米比較研究 http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&ct=res&cd=22&url=http%3A%2F%2Fdb1.wdc-jp.com%2Fcgi-bin%2Fjssp%2Fwbpnew%2Fmaster%2…
柴田(2005)は、著書において、個人の工夫でワークライフバランスを実現するためのティップスを紹介している。例えば、以下のようなものがある。 「つきあい」と「お先に失礼」の両立(つきあいを大事にしすぎれば自分の時間がなくなる。お先に失礼ばかりでは…
稲盛(2009)は「働くことが、人をつくる」と主張する。ただひたむきに、目の前の自分のなすべき仕事に打ち込み、精魂込めて働くことで、自らの内面を耕し、深く厚みのある人格をつくり上げることができると言う。働くことは人間を鍛え、心を磨き、「人生にお…
増永(2009)は、古今東西、成功している人はみな「人生の潜伏期間」に勉強して過ごしているという。人間ならば、意図的にせよ意図せざる理由にせよ、表舞台に出るときと、裏に隠れるときとがある。後者が「潜伏期間」である。潜伏期間では、華々しい成果をあ…
石原(2005)は、現在の国語という教科の目的は、広い意味での道徳教育であると指摘する。つまり、国語ができるということは道徳が身についているということを意味する。 国語教育は「正しい生き方」を教える、「教訓」が付き物の「お説教」臭い科目である。例…
石原(2002)によれば、入試小説で用いられる文章の物語にはいくつかのパターンがあると考えられる。石原は、「国語はソフトなイデオロギー装置」であるとも指摘する。 主人公「私」の親が出てきたら、「「私」が親と同じになる物語」と見て間違いはない。学校…
野崎(2009)は、見えない時間(潜在時間)を活用することで、一日24時間が36時間にも72時間にもなることを示唆している。見えない時間とは、意識して使う「顕在時間」とは異なり、活用しなければそのまま過ぎてしまって戻ってこないような時間である。潜在的…
ほぼ毎日 英語学習日記 〜 英語holic 〜 http://kyonenglish.blog98.fc2.com/
石原(2002)によれば、受験小説の読み方とは「書いてないことを読むこと」「行間を読むこと」である。受験小説のほとんどは「リアリズム小説」すなわち目に見えるものだけを客観的な事実として書く技法で、そこから、書かれてはいない主人公の気持ちなどを読…
雑誌「プレジデント」に「なぜセブンでバイトをすると3ヶ月で経営学を語れるのか?」にかんする記事が掲載されている。それによると、セブンイレブンでは、既存の概念にとらわれない若手に商品発注など重要な仕事を任せ、意欲を引き出すようにしているため、…
和田(2004)は、知的生産のような元手があまりかからなそうな起業をやっていくにしても、それなりの投資は必要だと説く。そして、その重要な投資の1つが、「心への投資」である。 知的生産では、行き詰まったり能率が落ちたりするので、そうなったときにリフ…
茂木ほか(2009)は、NHK「プロフェショナル」の番組に基づいた著書のなかで、ひらめきの極意すなわちプロに学ぶアイデア発想法について解説している。 それによると、そもそも何もないところからアイデアが自然発生することはなく、あくまで外から入ってきた…
梅本(2006)は、神経言語プログラミング(NLP)から導かれるいくつかのテクニックを紹介している。 アンカーリング 困難な状況におかれた時、過去に自分が体験したすばらしいプラスの感情や情動を現在に移動させて、自由につかえるようにする方法。過去の体験…
泉(2008)は「お金の教養」を身に着けるためのさまざまなトピックについて説明しているが、「お金を迂回する考え方」は、消費を楽しみながらかつ資産運用を勉強するうえで賢い考え方である。 例えば、職業による収入(フロー収入)がある人が、欲しい物を収入…
石原(2008)は、思考のための座標軸を持つことの重要性を説く。まず、思考の基本となるのが「二項対立」や「二元論」である。二項対立を使った思考法は、現代的というよりは、近代的な思考法ではあるのだが。例えば、あるテーマを考えるさいには、その反対の…
池田(2006)の一節より。 退屈こそ人生最大の楽しみである。・・・例えば、夜になってベランダに出て満月をボーッと眺めてみる(満月が出てなければ半月でもかまわない)。よくみると月には様々な模様が見える。昔の人はウサギがもちつきをしていたという。ほ…
高濱(2006)は、社会人として活躍している人は、算数脳が育っているという。算数脳が発達している人は、例えば仕事で作業を行う場合でも、「その作業に何の目的や意味があるのかを考え」「常に創意・工夫をこらし」「他の人が思い浮かばない発想を思いつき」…
柳井(2006)の自伝的著書の中に、目標の大切さ、失敗の大切さを説明した箇所がある。 ぼくは社員に「高い志や目標をもて」とよくいう。人は安定を求めるようになるとそこで成長が止まってしまう。高い目標を掲げて、それにむかって実行努力することこそ重要な…
松宮(2008)は、著書の中で、豊かな発想に結びつくいくつかの法則を紹介している。そして、それらは仕事を「ほったらかす」ことの効用につながっている。 締切り効果 締切りギリギリまでほったらかしにして、直前もしくは当日に一挙に手を動かすほうがうまく…
藤原(2007)は、ヒトとの関係が豊かな人生を送っている人。つまり「なんとなく、味方が多い人」、もっといえば、ヒトに対する感受性が豊かで、困ったときに助けてくれるヒトが多く、なぜか周囲の引き立てがあって本番にも強く、さまざまな人間のネットワーク…
一般的には、ハッタリをかますのはよくないこと、みっともないことだと思われている。しかし、表(2008)は、若者は8割がハッタリの姿勢で生きていくべきだと言う。 ハッタリというのはウソではなく、自分の夢や努力に関わる大胆な宣誓である。自信満々に言い…
藤井(2009)は、まったく門外漢の業界に、いきなり社長として放り込まれた経験などから、新事業の要諦を短時間で把握するための勉強法を紹介している。藤井によれば、そのコツは「コンテキスト」「ドライバー」「トライアンギュレート」「トレードオフ」とい…
勝間和代さんの著作がブームであるが、彼女の優れたところは、的を得た分かりやすい例えを用いることによって説明する技術を持っているところであると考える。 例えば、勝間(2009)では、サブプライム問題に機を発した金融危機について、以下のように説明して…
小飼(2009)は、仕事を進化させる仕組みづくりについてさまざまなノウハウを紹介している。小飼によれば、コンピュータが行う仕事の仕様書=プログラムを作るプログラマは、仕組みづくりの達人であり、学ぶところが多い。例えば、「同じことを自分では繰り返さ…
ベストセラーである和田(2000)では、大人が勉強していくさいの、いくつかの役に立つテクニックが紹介されている。いくつか紹介しよう。 まず「デキル人から学ぶ、デキル人のノウハウを盗む」ということである。つまり、自分の身近に自分よりもデキル人、凄い…