重要な「心への投資」

和田(2004)は、知的生産のような元手があまりかからなそうな起業をやっていくにしても、それなりの投資は必要だと説く。そして、その重要な投資の1つが、「心への投資」である。


知的生産では、行き詰まったり能率が落ちたりするので、そうなったときにリフレッシュして生産性を取りもどす投資が必要である。それは、心や健康への投資である。例えば、ギャンブルでもグルメでも娯楽でも、たくさんお金を使って心の底から楽しみ、リフレッシュできれば、それは生産性の向上につながるから、余暇や娯楽などに思いっきりお金を使うことは立派な投資なのである。


同じように、目標を達成したときの「自分へのご褒美」として、思いっきり贅沢する予算を組んでおくことも、生産性を高めるための重要な投資である。心と体の健康なくして質の高いアウトプットは生み出せない、ということである。