ワークライフバランスの技術

柴田(2005)は、著書において、個人の工夫でワークライフバランスを実現するためのティップスを紹介している。例えば、以下のようなものがある。

  • 「つきあい」と「お先に失礼」の両立(つきあいを大事にしすぎれば自分の時間がなくなる。お先に失礼ばかりでは角が立つ)
  • 家族と趣味から予定を埋めていく
  • 角を立てずにしがらみを断つ
  • 人生のポートフォリオを持つ(ライフワークのポートフォリオを持つ、自分の時間をポートフォリオとして管理する)
  • 仕事も人生も常に筋書きをつくって臨む(人生のひな形は歴史や小説)
  • たった1回しかない人生だからこそ、やりたいことは今すぐやる
  • 実現させたいことを話しておけばいつかは実現する
  • 趣味を実益にしてみる
  • 時間をかけずに成果を出す
  • 今やっていることをつぶさに見直し、小さな改善を積み重ねる
  • 得意な人に得意なことを頼んでしまう
  • 共同作業を通じて「仕事依頼先リスト」をつくる
  • 余計なことはしない。優先度の高いものだけやる
  • ボツ企画に後乗りする(ボツになっても予算と体制が残っている企画の中身を入れ替える)
  • 早朝を活用するためには、前の晩に一連の行動の準備をしておき、当日の朝は無意識に活動できるようにしておく
  • 資料はひな形からつくる