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デキル部下は上司のガイド役

一般的な上司と部下の関係というのは、上司が仕事の大きな構想を描き、計画を立てた上で部下にその実行を指示し、部下がそれを実施し結果を報告するというようなものである。つまり、上司が部下を動かして大きな仕事をするというのが教科書的な理解である。 …

状況判断とシナリオ構成力

仕事ができる人は、状況判断とシナリオ構成力に長けています。何かあったとき、瞬時に頭を使って選択肢を考える力。高い集中力とロジカルな思考回路が求められます。いつでも高い集中力を保つのは難しいですが、ここ一番というときに集中できる瞬発力がない…

経営指南・人生指南

どんな投資でも、一手先の戦略よりも、三手先で回収する戦略のほうが、勝率が上がって、リターンも大きくなる。それは、多くの戦略は、一手先で回収しようというものばかりで、三手先まで考えている人は少ないからだ(p50)。 実際、短期的に見たら無駄に等し…

勇気の出る就職指南

私は、生き方にもセンスの良し悪しがあると思っている。生き方のセンスのいい人というのは、「何に命をかけるべきなのかを、直感的に知っている人」である。一日仕事に時間を費やすということは、一日寿命を削ることにほかならない(p29)。 人間のエネルギー…

就職活動の本質

就職活動は、多くの場合、新卒学生が社会人になるために仕事を探すプロセスを指す。就職活動は字義どおりに解釈すれば、就職をするための活動であるわけであるが、それだけだろうか。 就職活動は、最終的に、社会人として出発するための就職先を決定するとい…

グラビアアイドルに学ぶキャリア戦略

不確実性の高い現代では、自分のキャリアについても、計画をしっかり立ててその通り実行するというやり方は適さない。むしろ、環境の変化をうまく泳ぎつづけるために、状況を見て舵を切るための選択肢を複数もつように工夫することが重要ではないだろうか。…

大企業の人事異動型キャリアは古くなりつつある。

日本の大企業の場合、人事異動がつきものだ。例えば、入社後、だいたい3年ごとにローテーションとして異動があって、いろんな部署を経験させるというものだ。全国規模に展開している企業であれば、異動に転勤も伴う。人事異動においては、言われたらノーと…

魅力的な自伝を書いてしまおう

キャリアとは、自分が主人公のドラマを展開していくことであると述べた。 http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20070407成功した人の多くについては、自叙伝が出たり、誰かが伝記を書いたりしてみんなに読まれる。ならば、逆に、成功したときにみんなに読ん…

キャリア論

キャリアとは何か キャリアとは、自分が主人公のドラマを展開していくことである。ドラマにはいくつかの特徴がある。例えば、おもしろいドラマというのは、波乱万丈の人生を描いたものが多い。いくら成功していても単調である成功物語はおもしろいドラマとは…

金持ち父さんになろう

学校を卒業して社会人となり、自立した人生を歩んでいくために「お金」は大切である。そこで、一昔前のベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、ファイナンシャル・インテリジェンスを身に着けよう。お金持ちになるために、本書で学ぶ教えは以下の…

先読み力を鍛えて仕事のデキる人になろう

仕事のデキる人に共通しているのは、起こりうる出来事(問題)を推測する「先読み力」と、それに基づいて、先手を打って行動する、すなわちプロアクティブに行動する人である(村中2008)。仕事のデキる人は、このようなプロセスを通じて、仕事を効率的にこな…

大学受験の延長で就職活動をするのはやめよう

就職活動で陥りがちなメンタリティというのが、高校や大学を受験するのと同じような感覚で入社試験を受けることだ。つまり、自分があこがれる一流大学や、もう少し足元を見て確実に入れそうな大学などを受験し、何校も受かったら、そのうち一番いい大学に入…

自己アピール力を磨いて就活で勝つ

エントリーシートなどの入社試験の初期段階では、小さなスペースに自己アピールをしなければならない場面が多くある。しかし、簡潔に自己アピールする力が不足しているために、自分の良さをアピールすることに失敗してしまうケースが多い。せっかく優れた部…

コンピテンシー面接に勝利する

入社試験において、本人が優秀かそうでないかを見分けるために「コンピテンシー面接」を取り入れている企業が増えている。コンピテンシーとは、入社後、高い業績をあげる人に共通する行動特性(クセもしくは習慣)である。面接官は、この手法を使うことによ…

「地頭力」を鍛えて入社試験に挑む

コンサルティングなどの人気業界の入社面接でよく出される問題が、以下のような「地頭力」を測るものである。 シカゴにピアノ調律師は何人いるか? 日本全国に電柱は何本あるか? 世界中で1日に食べられるピザは何枚か? これは、知識を問うているのではな…

ルーチン化していく職種にご用心

例えば、それができる人材の絶対数が少ないために需要が供給を上回り、高給になっている職種、あるいは高度な技術を要するために高給になっている職種があるとする。しかし、現在はその職務を遂行するプロセスが本人の能力の依存しているためにブラックボッ…

入社試験で試される能力を鍛えよう

企業は「仕事のデキル人材」を欲しがっている。仕事のデキル人材とは、一言でいえば「賢い」人材である。高学歴であるからといって賢い人材であるとは限らない。よって、入社試験では仕事がデキル人材の要件である、思考能力を試される。よって、入社試験で…

異なるバックグラウンドを組み合わせてオンリーワンを目指せ

ひとつの専門性であれば、どれだけ深く追求したとしても、ライバルは多いかもしれない。自分の能力に壁があって、第一人者にはなれないかもしれない。つまり、その道のナンバーワンにはなれないかもしれない。 しかし、何らかの理由で、これまでの専門とは異…

高度な能力を身に着ければ給料があがるわけではない

能力が高いと高給な職につけると思うかもしれない。高度な能力を身に着けると給料が上がると思うかもしれない。 しかし、給料は、能力の高低で決まるというよりもむしろ、需要と供給の関係で決まる。だから、いくら高度な技術を身につけていても、その技術を…

大企業勤務と社内転職

ベンチャー企業や中小企業に勤めるとすると、そこでキャリア的に行き詰った場合には転職を考えるようになるだろう。どんなに順調に仕事をしていても、どこかでつまずいたり行き詰ったりするのはごく自然のことであり、その際の解決策としては、転職が有力な…