高度な能力を身に着ければ給料があがるわけではない

能力が高いと高給な職につけると思うかもしれない。高度な能力を身に着けると給料が上がると思うかもしれない。


しかし、給料は、能力の高低で決まるというよりもむしろ、需要と供給の関係で決まる。だから、いくら高度な技術を身につけていても、その技術を身につけている人が多く、供給が需要を上回って市場であまってしまえば、価格は下落するわけだから、安月給となってしまう。一方、技術的には必ずしも高度ではなくても、何らかの理由で希少な存在であり需要が逼迫していれば、価格はあがるので高給取りになるだろう。


ポイントは、給料は需要と供給で決まるということだ。一方、希少価値があり、他の人と違う何かを持っているか。そしてそれを市場が欲しているかがポイントだ。