自分ブランドの作り方

中谷(2011)によれば、自分ブランドとは、「あの人は自由に生きて好きなことをやっている。あれでよく食べていけるよね」ということである。「自由に生きている感」である。実は、自分ブランドができてくれば、「あいつなら仕方ない。結果だしてるもん」と、自由にさせてくれるのだという。


中谷は、自分ブランドを作るためには「動くこと」、楽しそうにやること、ワクワクすることをやることだという。好きなことをするのに「正しい・間違っている」はない。ただ、好きといった人が勝ちなのだという。「これしかやらない」ことが見つかったら勝ちだともいう。「なんでもやりたい」のではなく、メニューを減らす。カテゴリーを狭めることによって集中するのである。そのほか、以下のようなポイントを中谷は挙げる。

  • 失敗しても投げ出さない。みんなの何十倍も、何百倍も失敗しているからわかる。徹底的に失敗に直面することが大切。いろいろな仮説をたてて「こうしたらどうか、ああしたらどうか」と量と分析を重ねる。量をこなすことである。
  • 成功することより、成功する仕組みをつくるほうが大事。「成功する仕組み」ができたときに、はじめてそれが自分ブランドになる。
  • 失敗してもいいから何回でも成功できるようにしておく。「こうやればいいんだ」と無限に成功する方法を見出す。
  • 何か一芸を極めることによって何をやってもうまくできるようになるのが重要。