自分らしく生きる

本田(2006)は「ユダヤ人大富豪の教え」という著作で、豊かなお金持ちになる秘訣を説いている。逆説的だが、その第一歩は「自分らしく生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れる」ことだという。お金のことばかり考えている人より、仕事が大好きでしょうがない人のほうが成功するということだ。ただし、お客さんにいかにたくさん与えられるかを考えることである。


お金は人を喜ばせた分だけ入っている。自由人でいたければ、自分が働かなくても、お客さんを喜ばせることのできる仕組みを作るのがよいという。それも、自分の大好きなことでである。大好きなことをやることは幸せに生きることでもある。自分の生まれてきた使命に気づき、それに生きることでもある。自由人の人生は「しなくてはならないこと」がとても少ない。自由人は、クリエイティブなアイデアが成功を約束していることを知っているので、アイデア帳を持っており、エキサイティングな人生を送っている。