人生は演劇の舞台のようなもの

川北(2003)によると、ごくごく平凡な一生を終える人間であっても、実はさまざまな役柄を演じている。男(女)、子供、青年、中年、老人、恋人、夫(妻)、親、課長、部長、お客、友人・・・。ということは人間は社会という舞台の俳優なのである。


問題は、自分でシナリオを書き、自分で演出して演じるか、他人の演出で演じられるかである。それで充実感はずいぶんと違ってくる。他人の作、演出の人生のわき役を演じさせられるようであれば、それは他人に振り回されていることを意味する。


自分で作・演出をしてそれを演じるほど面白いことはない。人生はつらつと生きる秘訣だ。