『社会人基礎力に関するアンケート』


http://www.rakuten.co.jp/info/release/2006/0407.html

みんなの就職活動日記」に登録している2006年および2007年3月卒業予定の学生(男女)を対象に、『社会人基礎力に関するアンケート』を実施いたしました。


『社会人基礎力』とは、経済産業省が提唱する「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力」であり、これらを構成する能力を「前に踏み出す力(アクション)」、「考え抜く力(シンキング)」、「チームで働く力(チームワーク)」と大きく3つに分けて定義されています。

【参考:社会人基礎力の3つの力を構成する12の能力要素】     
<前に踏み出す力(アクション)>
主体性  :物事に進んで取り組む力
      例)指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけ積極的に取り込む 。
働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
      例)「やろうじゃないか」と呼びかけ目的に向かって周囲の人を動かしていく 。
実行力  :目的を設定し確実に行動する力
      例)言われたことをやるだけでなく自ら目標を設定し、失敗を恐れず行動に
      移し、粘り強く取り組む。

<考え抜く力(シンキング)>
課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
      例)目標に向かって、自ら「ここに問題があり、解決が必要だ」と提案する。
計画力  :課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
      例)課題の解決に向けた複数のプロセスを明確にし、「その中で最善のものは
      何か」を検討し、それに向けた準備をする。
創造力  :新しい価値を生み出す力
      例)既存の発送にとらわれず、課題に対して新しい解決方法を考える。

<チームで働く力(チームワーク)>
発信力  :自分の意見をわかりやすく伝える力
      例)自分の意見をわかりやすく整理した上で、相手に理解してもらうように
      的確に伝える。
傾聴力  :相手の意見を丁寧に聴く力
      例)相手の話しやすい環境をつくり、適切なタイミングで質問する
      など相手の意見を引き出す。
柔軟性  :意見の違いや立場の違いを理解する力
      例)自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重
      し理解する。
情況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
      例)チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすべきかを理解
      する。
規律性  :社会のルールや人との約束を守る力
      例)状況に応じて、社会のルールに則って自らの発言や行動を適切に律する。
ストレスコントロール
     :ストレスの発生源に対応する力
      例)ストレスを感じることがあっても、成長の機会だとポジティブに捉えて
      肩の力を抜いて対応する。
                          (出典:経済産業省