器の大きさとはリスク許容度のこと

泉(2009)は、人間の器が大きいということは、リスク許容度が高いことだと説く。つまり、さまざまな経験をし、さまざまな知恵を身につけた結果、人間としての力量や能力、視野の広さが備わっている人というのは、多少のリスクを負っても平気な、安定感、信頼感あるのである。スケールの大きさ、懐の深さというものであろうか。大胆なこと、思い切ったことが平然とできるというのも、一般的にみたらリスキーで無謀に見えることであっても、本人にとっては経験や知恵に裏付けられたレベルのものなのである。