2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

機会を捉えるキャリア・バージョンアップ法

工業化社会における工業製品の場合、製品はできるだけ完成度を高めたうえで万全を期して市場に出すことだろう。それに対して、変化のスピードが速いIT業界などの世界では、80%くらいの完成度でもスピードを重視して市場に出し、ユーザーの反応など、機会を…

挫折力を高めて一流になる

冨山(2011)は、人をもっとも成長させるのは「挫折」であるという。挫折を経験するのは、自分の能力以上のことに挑戦する(成長しようとする)からであり、それが「のびしろ」を作る。挫折を経験することによって挫折力を身につければ、それは壁をぶち破る力…

圧倒的に生産性を高める「イシュー思考」

人生は何かを成し遂げるにはあまりにも短い。よって、仕事でも生活でも、「限られた時間で、いかに価値のあるアウトプットを効率的に生み出すか」が重要となる。安宅(2010)は、その鍵は「イシュー」にあるという。何らかの課題に取り組むさい、イシューをし…

アイデアが溢れる仕組みを構築する

原尻(2011)は、世界を変えるような優れたアウトプットを生み出すための「アイデア至上主義」の世界で結果を出し続けるために、継続してアイデアが生まれる仕組み(装置)の構築方法を提案している。それは、インプットの技術とアウトプットの技術から成り立…

主観的意識体験の本質としてのクオリア

意識を持った<私>がふだん経験する主観的体験は、クオリア(ユニークな質感)に満ちている。目覚めにいれた一杯のコーヒーの香り、まぶしくギラギラした太陽の日差し、水の冷んやりとした感触。私のみが経験しているユニークな質感。他人は決してわからな…

情報戦を勝ち抜く謀略技術

福田(2007)は、情報戦を専門的に扱った中国兵法の「間書」に基づき、私利私欲のためではなく、自分も汚れる覚悟で公益を果たすために「戦わずして勝つ」ための手段として、情報戦(スパイ活動)の技術を紹介している。 まず、情報戦(スパイ活動)とは、情報…

キツいときは上っている

どらく「ひとインタビュー」177回、仲村トオルさんより http://doraku.asahi.com/hito/interview/index.html?bnum=177 20代後半、時代劇映画の稽古が始まってから役を降ろされたことがあります。ショックでした。でも今考えるといろんな意味で力不足でし…

心に栄養を

ほとんどの人にとって、「褒められること」「認められること」は、それだけで元気になる、心の栄養であるといってよいだろう。精神的に元気がない人にとってみると、この栄養分が欠乏している可能性があることを認識するとよいだろう。そして、それを与えて…