しぶとく生きるキャリア論3

しぶとく生きるキャリア論というからには、華々しく活躍することを望む必要なないということになる。結果的に華々しい成功を収めることはあったとしても、それは、本来いうところの「しぶとく生きるキャリア論」の美学ではない。沿う考えれば、自分は不遇なのにスポットライトが当たっている人がいるとした場合、その人を妬む必要もなくなるということだ。


しぶとく生きることの本質は、負けないことである。叩かれても叩かれても死なないで生きているというところがポイントである。そしてそれは、過去の高度成長期の日本ではなく、これからの日本のように、状況がどんどん厳しくなっていく時代だからこそ必要なキャリア論だということであった。


精神的には、常にチャレンジャーであるべきである。どん底からでも這い上がってみせようという反骨精神でもある。これは、動物としてもっている生きるための本能、生きるための執念と言っていいかもしれない。本能として持っているならばそれを使わない手はない。


参考:キャリア論の本質
http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20060530
http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20060607

しぶとく生きるキャリア論
http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20100217
http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20100218