個人プレゼンテーションでは、これまで取り組んできた個人プロジェクトの成果、もしくは、これから卒業論文のためのリサーチとして取り組んでいきたいトピックについて、ほかのメンバーにもわかりやすいかたちで発表してもらいます。ひとりあたり、20〜30分です。
本番では、内容や資料もさることながら、実際のプレゼンテーションの方法にも気を配ってください。とりわけ、聴衆をひきつけるような方法を考え、試してみてください。
就職試験でも、最終面接などでプレゼンテーションを要求されるケースが多いので、その準備のためにもしっかり練習しましょう。人前で堂々と自信をもって話せるようになりましょう。
- 原稿の棒読みのようなプレゼンテーションは避けること。
- メモを作ってくるのは良いが、それを読むような形にはしない。同じくスライドを棒読みするようなかたちもよくない。
- 同様に、棒立ちよりは、身振り手振りなどの動きを工夫するのもよい。
- 最初の「つかみ」が重要。気の利いたトークを考えてくる。
- プレゼンテーションの最初の段階で、発表内容全体のアウトラインを述べること。
- 一方的な発表ではなく、聴衆とのコミュニケーション、インターアクションを盛んにとりいれたスタイルも試すとよい。そのために、聴衆に質問する、クイズを出す、コメントを求めるなどの方法を活用する。
- ときどき間をとって、聴衆がプレゼンの内容を理解しているかどうか確認してみる。
- 聴衆を飽きさせない、話に集中させるような工夫をしてみてください。話している途中に寝むりはじめる人、内職する人、私語などが出てきたら要注意。
- よいプレゼンテーションだったかどうかは、終了後に聴衆のほうからどれだけ質問やコメントが出てくるかでわかる。