就職活動のための自分ブランディング

岡島(2008)は、自身が就職活動をしていたときの恩師の教えとして「大学生はとにかく原石。キラッと光るところが1ミリでも見えればいい。キラッと光らせよ」という言葉を紹介している(p111)。ゼミでは「おまえのキラッは何だ」といつも聞かれ、キーワード作りを指導されていたそうである。


企業は、磨けば光る原石を探している。小手先のテクニックで見た目を着飾っても、原石がたいしたことがなければ企業には魅力的には映らない。だから大前提としては、就職活動が本格化するまえにしっかりと勉強してきちんとした原石になっておくこと。そして、就職活動のときは、荒削りであっても、不器用であっても、不完全なところが多くても、どこかでキラッと光る部分を見せられればよいのである。企業から見て「磨けば光る!」「磨きがいがある!」と思わせるのがポイントである。