場所の力を活用する。

タイムマネジメントで重要なのが、「集中力」である。同じアウトプットを生み出すのにいかに時間を短縮するか、あるいは同じ時間でいかに多くのアウトプットを生み出すかがタイムマネジメント上大切であるが、どちらについても、どれだけ集中力を発揮できるかにも左右される。


川本(2005)によれば、場所には力がある。例えば、仕事のスペースに入ったら、気持ちのスイッチが仕事モードに切り替わり、集中して取り組む。自分にとって、スイッチをオンやオフに切り替え、大事なときに集中できる場所を確保しておくのが効果的だ。それは、オフィスに限らない、行きつけのカフェでもいいし、電車の座席でもいいし、風呂場でもいい。創造力を高めたり、意識を切り替える道具として場所の力を使うのである。