受け身で学ぶことの重要性

優れた師匠には、完全に受け身になることが肝要だ。受け身になって素直に学ぶというのは、学びの最大のコツである(鎌田2005:70)。


師から素直に学べるかどうかが、すべてを決定する。師を疑ってはならない。疑って飛び立つのは、師から全部吸収してからでも遅くはない。それまでは、とことん師にしたがって学ぶほうが戦略的なのだ。しかもそれがもっとも近道なのである。・・・可愛げと受け身の姿勢があれば、未熟でいたらないところが多くても、優れた指導者が導いてくれるものだと、いまになってよく分かった(鎌田2005:72)