ゲームオーバーにさせない生き方

成功したい場合、勝ちに行くことを考える。しかし、目標が困難であるほど、あるいはリスクが多いほど、勝ちに行くやり方は適切ではない。勝ちに行こうとして大きなリスクを犯しすぎ、一撃を狙ったがゆえに致命的な失敗をしてしまってゲームオーバーになってしまうのがいちばんいけない。


難しい目標、手ごわい相手の場合には、「勝ちに行く」のではなく「負けない手」を打っていくのが重要である。致命的なミスや失敗さえ起こさなければ、ゲームオーバーにはならない。勝てなくても、負けていなければ次のチャンスがあるということだ。勝てなくても、守りをかためて相手の決定打を許さない手を打ち続けるのである。負けない手を打ち続け、徐々に曲面の打開を図っていくことによって目標に近づいていくのがよい方法だろう。