最近、ちょっとオーバーワークぎみである。

これだけ多くの仕事を抱えてしまうと、教育に関してはティーチングのクオリティを十分に保てない。同僚や上司から批判されてもそれほど気にはならないのだが、学生や受講者に満足してもらえなかったり、しわ寄せが及ぶことがあると、それがいちばん精神的にこたえる。やっぱり、念入りに準備して、万全を期して、緊張感をもちながらティーチングの仕事をしたいものである。そのためには時間の余裕がないと本当はいけない。片手間にやろうとしたら、それはやっぱり相手に伝わるだろう。


研究者としての仕事もいまは全くできていない。少なくとも春学期は研究は諦めている。しかし、この種の職業についている以上、優れた研究を行なうことは重要な目標である。研究は長期間かかるうえに簡単に成果につながるものでもないから、じっくりと腰をすえてやれねばならない。他の仕事が忙しいから後回しになってしまうのだという言い訳はするべきではないのだ。