難波江・内田(2004)によれば、バルトは、西欧において不可疑とされてきた「主体」という概念を、攻撃的に攻略しようとした。それは「私は私がいま語っている言葉の主人ではない」という発想である。例えば「書く」という行為は、あらかじめ頭の中にできあが…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。