自分ブランドの作り方

ショーベル(2010)によれば、自分ブランド(パーソナルブランド)を築けば、自分にふさわしいキャリアパスをつくることができると示唆する。パーソナルブランディングとは、個人や起業家がプロフェッショナルとして、または個人として、自分のバリュープロポジション(自分ブランドが相手に提供できる価値)を明確にし、それをはっきりと伝えることで自分を差別化し、集団から抜きんでるプロセスだと説明する。


ショーベルは、キャリアパスを考えるうえでのポイントは「差別化」(集団の中で際だった存在になること)と「市場性」(他社が求めているものや必要としているものを提供すること)だと説く。そして、ソーシャルメディアを活用すれば、個人も大企業と同じくらい、あるいはそれ以上のプレゼンスを獲得することができるという。