懸賞論文について


懸賞論文への応募、ご苦労様でした。結果はまだですが、私は応募したこと自体意味のあることであると思うし、大いに評価します。


応募すること自体、それほど簡単なことではないはずです。あるいは、簡単であるとしても、面倒臭いという気持ちがわいてくるかもしれません。そして、多くの人が諦めてしまったり、はなから挑戦を避けて逃げてしまいます。しかし、そういう中でも、自分を律して、きちんと結果を出す。たんに懸賞論文に応募するというだけのことであっても、確実に結果を出し続けることのできる人は、そうでない人と比べ、長い年月で見るならば大きく差をつけたかたちで成功するでしょう。結局、こういった小さな(失礼)ことの積み重ねで、人生は大きく差がひらくものだと思っています。


さらに理想なのは、自分自身で目標を設定し、多少辛くても、少々時間がかかっても、それをクリアしていくことを続けることができる人です。みなさんの大学での最後でかつ重大な目標は、卒業論文の完成。しかも、将来の記録もしくは証拠として残る、大学における学習の集大成としての、そしてこれまでの人生の中で最高の作品の完成です。自分が納得のできる論文を完成できるよう、頑張ってください。

結果予測

さて、気が早いですが、入賞に関する結果を予測してみましょう。まず、今年の応募総数は50件、例年、50弱から60弱くらいまでで推移しています。そして、気になる入賞者のほうは、例年20点弱。入賞率はなんと40%近くなのです。こんなに入賞率の高い懸賞など他にはそうないでしょう。


応募者、入賞者とも学部ごとでバランスが取れていると仮定するならば、経営学部からの応募は12件〜13件だと推測され、4〜5点が入賞すると予測されます。そのうちの何点かに当ゼミから受賞することを期待します。


さて、予想は当たるのでしょうか。結果が楽しみです。