2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

タイタニック理論とはなにか

小林・大澤(2014)では、今の時代は資本主義がグローバル化した成熟期を過ぎ、成熟がほぼ停滞し、あちこちに内破的・危機的な亀裂が生じていることが指摘されている。「○○ミクス」のようなものでそれを糊塗しようとするのだが、その陰で根源的矛盾がどんどん…

ビジネスや経営に役立つプログラマーの思考法

清水(2014)は、経営における企画、組織、事業計画などはすべて「プログラミング」の応用として捉えることができるという。ここでいう「プログラミング」は、一言でいえば「自分以外のものを、思い通りに動かす方法」のことだと説明している。企画者の意図ど…

利子率革命と反利子率革命で紐解く世界経済

水野(2011)は、20世紀後半から21世紀にかけての世界経済の趨勢を「利子率革命」と「反利子率革命」で説明しようとする。20世紀の利子率革命とは、1974年のピークを境に先進国の資本利潤率およびそれと同等と考えられる国債利回り(工場の耐用年数…

「グローバリゼーション」と「電子・金融空間」がもたらした資本主義の変貌

水野(2014)によれば、資本主義は「中心」と「周辺」から構成され、「周辺」つまり、いわゆるフロンティアを広げることによって「中心」が利潤率を高め、資本の自己増殖を推進していくシステムである。つまり、富やマネーを「周辺」から蒐集し「中心」に集中…