2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大衆さえも操作しうる「二分法」の威力

矢部(2007)は、世間はとにかく短絡的で単純を好むと言い、単純化の最悪の例として「ヒトラーの二分法」を紹介する。それは、敵か味方か、右か左か、白か黒か、善か悪か、改革か抵抗か、というように、物事を二者択一の、いずれかに分類してしまう方法である…

プロ弁護士に学ぶ思考術

矢部(2007)は、自らのプロ弁護士としての経験から、物の考え方の7つのコンセプトとして次のものを挙げる。「具体的に考える」「オプションを発想する」「直視する」「共感する」「マサカを取り込む」「主体的に考える」「遠くを見る」。 「具体的に考える」…

コンサルティング会社で学んだこと

高島(2012)は、オイシックスを創業する前、マッキンゼー・アンド・カンパニーというコンサルティング会社で働いていた。高島はそこで学んだことをいくつか紹介している。例えば、「何をやったらいいかわからない」ときにどこから手をつければよいかというノ…

レガシーワークとは何か

ギレボー(2012)は、自分が生きた証となる仕事を「レガシーワーク」と呼ぶ。レガシーワークを考える上でのポイントは「自分が人生から本当に得たいものは何か」「自分にしかできない、世界への貢献は何か」という2つの質問であるという。これは「生きる意味…

やりたいことをクリアにするためのテクニック

ギレボー(2012)は、やりたいこをクリアにするためのいくつかのテクニックを紹介している。1つ目はライフプランニングと呼ばれるもので、「理想とする完璧な1日」を書き出すことである。朝何時に起きるか、朝食に何を食べるか、1日のはじめからおわりまで…