2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ビジネス偏差値をアップさせる法則

篠上(2009)によると、ビジネス偏差値は「人間にしかできない仕事」をしていくうえで必要不可欠である。これまで、肉体労働や頭脳労働の多くが、機会やコンピュータに置き換わってきた。これらにできない仕事こそが価値を生み出す。その1つは、問題意識を持…

事上磨錬としての学

論語に「学びて思わざれば則ちくらし。思いて学ばざれば則ちあやうし」というものがあるが、守屋(2008)は、深い読みや洞察力を意味する「智」や、自分自身を知る洞察力をさす「明」を磨くためには、(1)事上磨錬を忘れないこと、(2)古典や歴史書に学ぶ…

やる気がでる方法

山崎(2008)は、やる気を高めるために、自分自身に「スイッチ」を入れるいくつかのアイデアを紹介している。その中でいくつか紹介しよう。 まず、なりたい自分や実現したいこと、ポジティブなもののみを思い描くようにする。ネガティブなことを想定しないのが…

しぶとく生きるキャリア論3

しぶとく生きるキャリア論というからには、華々しく活躍することを望む必要なないということになる。結果的に華々しい成功を収めることはあったとしても、それは、本来いうところの「しぶとく生きるキャリア論」の美学ではない。沿う考えれば、自分は不遇な…

しぶとく生きるキャリア論2

しぶとく生きるキャリアを歩むためには、たとえ安定した大企業に入れたとしても、そこで飼いならされて去勢されたようになってしまってはいけない。過酷な状況に投げ出されたときにこそ、そこで屈しない「しぶとさ」が試されるのである。サラリーマン生活を…

しぶとく生きるキャリア論

日本を取り囲む環境はますます厳しくなっている。世界的に見ても、変化の著しい時代である。このような時代にあって必要となるのが、「しぶとい」ということである。しぶといとは、少々のことではへこたれない。叩かれても這い上がる。沈んでも浮かび上がっ…

条件付確率をマスターしよう

確率思考は、成功への大きな鍵をにぎる。確率はあくまで確率(確からしさを率で表したもの)であり、絶対ではない。しかし、西内(2010)も指摘するように、人生が選択の連続であるがゆえ、長い目で見れば、確率思考に優れているほうが、成功する可能性も高ま…

正しいとはどういうことか

自分が正しいと思っていることを他人に説得して納得してもらうにはどうすればよいだろうか。ひとは論理的であろうとするが、論理的に話しているつもりでも他人に納得してもらえないことはある。瀬山(2009)は、他人の反論を封じ込める強力な手段として、数学…

売れるキャッチコピーを5秒でつくる技術

竹内(2009)は、キャッチコピーは「相手に商品を買ってもらう」という単純行動を起こさせるテクニックであり、文章力のようなセンスとは別物だと言う。キャッチコピーは言葉を並べただけの短い文章であり、言葉選びで決まるといってよい。売れるキャッチコピ…

数学はなぜ役に立つのか

瀬山(2009)によれば、数学は最古の学問と言われている。とりわけ西洋数学は、証明や記号の合理的な使用法、他の自然科学からの影響とともに、単なる計算技術ではなく、自然観や世界観などの思想と結びつくことで、統一的な基準として発展してきたと考えられ…

二項対立思考法

木山(2009)は、論理的思考力「筋道を立てて、矛盾なく考えることができる力」の土台となる視点として「二項対立」を挙げる。「AかBか」という二項対立の視点を持てば、あらゆることについて論理的に考えることができるようになると言う。二項対立の視点は単…

孫子の兵法を俯瞰し実践に役立てる

福田(2004)は、孫子の兵法13編を分かりやすく解説している。13編のポイントをつかむことによって、大局的な見地から、実践に役立つ孫子の兵法のエッセンスを理解することができる。 最初の「1.始計編」では、まず始めに状況・実情を把握することの大切さ…