2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

タレントマネジメントの参考書2冊

日本語で手っ取りばやくエッセンスをつかみたい場合はこちら。 Harvard Business Review (キャペリ「人材マネジメント失われた50年」(ハーバード・ビジネス・レビューの記事) Talent on Demand: Managing Talent in an Age of Uncertainty Beyond HR: The N…

戦略的タレントマネジメント

戦略的にタレントマネジメントする タレントマネジメントを戦略的に行うとはどういうことだろうか。企業は、自社に大量のタレント・プール(つまりポテンシャル・才能の塊)をかかえている。このタレント・プールが最大限に働けば、企業としてはフルパワー(…

タレントマネジメント

タレントマネジメントとは 企業が、自らの描く経営戦略を実現し、競争力を獲得するために、必要なときに、もっとも適切な人材を、もっとも適切なポジションに配置し(適材適所を実現し)、企業で働くひとりひとりの人材が、本人のもつポテンシャル(才能・タ…

就職活動の勝ち組・負け組とリスク志向

カーネマンとトバスキーの「プロスペクト理論」によると、人は、いわゆる勝ち組にいるとリスク回避的(保守的)になり、負け組にいるとリスク好意的(リスクの高い行動をとる)ということを示唆している。 この考え方が妥当であることが、新社会人の意識調査…

戦略的アウトプレースメント

アウトプレースメントとは再就職支援のことであり、雇用調整などで企業を離れる人材の再就職先を斡旋するなどのサービスを行うことである。 これまで、労働市場の流動性が比較的低く、長期雇用を中心とした日本の企業においても、近年の経済の不確実性や技術…

法令翻訳データ (標準対訳辞書対応)

http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/data2.html この「法令翻訳データ」に掲載している全てのデータは、適宜引用し、複製し、又は転載して差し支えありません。 なお、これらの翻訳は公定訳ではありません。法的効力を有するのは日本語の法令自体であり…

Organizational Justice Research in Journals

Journal of Management Journal of Organizational Behavior Human Relations Journal of Occupational and Organizational Psychology Social Justice Research Organizational Behavior and Human Decision Processes Personnel Psychology Journal of App…

会社員という職業

今の時代では否定されやすいが、昔は「会社員」という職業があった。その職業を多少卑下して「サラリーマン」という場合もある。どういう職業かというと「会社が行っている業務の一部を担当する」という職業である。 「会社員というのはは職業ではないから、…

忠誠心・帰属意識・組織コミットメントはもう古い?

企業への忠誠心、帰属意識、そして専門用語でいえば組織コミットメント(情緒的組織コミットメント)については、それらが高ければ望ましいと一般的には言われるが、企業としてはもうそういった自社への愛着を期待しないほうがよいのではないだろうか。 組織…

過去の思い出と将来への希望

過去を振り返ってばかりなのは、前向きに生きていない証拠と思うかもしれない。しかし、過去の思い出に浸ってみるというのは、人生の活力を得るうえで重要な意味がある。 過去の思い出に浸っていると、幸せな気分になるときがある。たいていそれは、過去に自…

大学受験の延長で就職活動をするのはやめよう

就職活動で陥りがちなメンタリティというのが、高校や大学を受験するのと同じような感覚で入社試験を受けることだ。つまり、自分があこがれる一流大学や、もう少し足元を見て確実に入れそうな大学などを受験し、何校も受かったら、そのうち一番いい大学に入…

自己アピール力を磨いて就活で勝つ

エントリーシートなどの入社試験の初期段階では、小さなスペースに自己アピールをしなければならない場面が多くある。しかし、簡潔に自己アピールする力が不足しているために、自分の良さをアピールすることに失敗してしまうケースが多い。せっかく優れた部…

コンピテンシー面接に勝利する

入社試験において、本人が優秀かそうでないかを見分けるために「コンピテンシー面接」を取り入れている企業が増えている。コンピテンシーとは、入社後、高い業績をあげる人に共通する行動特性(クセもしくは習慣)である。面接官は、この手法を使うことによ…

論理的思考力を磨くためのテキスト

野矢(2006)の「新版 論理トレーニング」は、論理を狭い意味での「演繹」に限定せず、言葉と言葉の関係であると広く捉える。そして、論理力を、文や主張のまとまりを、矛盾していないのみならず、終始一貫しており、有機的に組み立てることができる力であると…

攻めの直観力、守りの論理的思考力を磨く

目が覚めるような鋭い切り口の解決策を提案したり、すばやく現状を把握し、物事の核心に迫るのに重要なのが「直観」である。いわゆる「筋の良い」アプローチが瞬時に浮かび上がってくるような能力で、論理的に積み上げながら考えて出てくるものではない。し…

「地頭力」を鍛えて入社試験に挑む

コンサルティングなどの人気業界の入社面接でよく出される問題が、以下のような「地頭力」を測るものである。 シカゴにピアノ調律師は何人いるか? 日本全国に電柱は何本あるか? 世界中で1日に食べられるピザは何枚か? これは、知識を問うているのではな…

ルーチン化していく職種にご用心

例えば、それができる人材の絶対数が少ないために需要が供給を上回り、高給になっている職種、あるいは高度な技術を要するために高給になっている職種があるとする。しかし、現在はその職務を遂行するプロセスが本人の能力の依存しているためにブラックボッ…

キャリアに重要なセルフレギュレーション

われわれは、人生の目的や意義がはっきりしていて、それを実現するための長期、中期、短期の目標が定まっており、その目標を達成するためのプランがあり、それに基づいて日々の活動を行い、着実に前進しているという感覚があれば、精神が安定し、元気があり…

コーチングの技術

コーチングの基本プロセス ラポールの構築(対象者に普段から関心を寄せていることを示す) 会話への導入(相手をコーチングを受ける態勢に) 現状の確認(事実確認中心に、対象者がそれをどう感じているか) 問題・課題の特定(傾聴し、現状を正確に把握し…

入社試験で試される能力を鍛えよう

企業は「仕事のデキル人材」を欲しがっている。仕事のデキル人材とは、一言でいえば「賢い」人材である。高学歴であるからといって賢い人材であるとは限らない。よって、入社試験では仕事がデキル人材の要件である、思考能力を試される。よって、入社試験で…

ハングルの成り立ち

ハングルの母音字は、大自然の恵みを象徴しており、天、地、人が基本になっている。例えば、「ア」は、人の東に太陽がある様子を示している。母音字には、陰と陽の世界もある。「オ」は大地の上に太陽がある陽の世界を示しており、「ウ」は、大地の下に太陽…

異なるバックグラウンドを組み合わせてオンリーワンを目指せ

ひとつの専門性であれば、どれだけ深く追求したとしても、ライバルは多いかもしれない。自分の能力に壁があって、第一人者にはなれないかもしれない。つまり、その道のナンバーワンにはなれないかもしれない。 しかし、何らかの理由で、これまでの専門とは異…

高度な能力を身に着ければ給料があがるわけではない

能力が高いと高給な職につけると思うかもしれない。高度な能力を身に着けると給料が上がると思うかもしれない。 しかし、給料は、能力の高低で決まるというよりもむしろ、需要と供給の関係で決まる。だから、いくら高度な技術を身につけていても、その技術を…

ひらめきの法則

ひらめくとは 創造や発見やひらめきは、無から何かが生じるわけではない。基本的には、いろいろな情報が組み合わさって新しいものが生じるようなものである。化学結合の結果、新しい性質のものができるということである。よって、ひらめくためには、ひらめく…